AIタレント名鑑

業種別AI活用人材

介護・福祉事業所の間接業務を任せられるAI人材を探す

介護事業所・福祉施設では、直接ケアに加えて、日々の介護記録やヒヤリハット報告、各種計画書の作成、資格・夜勤可否をふまえた複雑なシフト調整、介護報酬の請求事務、人材募集や研修資料の準備といった間接業務が積み上がりやすい構造があります。AIタレント名鑑は、こうした間接業務の切り出しとAI化を設計できる人材を審査のうえ、週1日・業務委託からご紹介します。アセスメント・ケアプランの内容判断と、身体介護・医療的ケアの実施はAIにも外部人材にも委ねず、利用者の個人情報を外部人材に渡さない形で工程を分割することを前提とした設計を基本方針としています。

001背景

企業が相談する背景

介護分野の人材確保は数値で見ても厳しい状況にあります。厚生労働省が令和6年7月12日に公表した第9期介護保険事業計画に基づく推計では、2022年度の215万人に対し、2026年度には約240万人(+約25万人)、2040年度には約272万人(+約57万人、3.2万人/年)の介護職員を確保する必要があるとされています。介護労働安定センター「令和6年度介護労働実態調査」(事業所調査の有効回答9,044件・回収率52.9%)では、従業員が不足しているとする事業所は65.2%(大いに不足10.0%、不足21.2%、やや不足34.0%)で前年度から0.5ポイント上昇し、訪問介護員では3区分の合計が83.4%に達しています。同調査の労働者側(有効回答21,325件)でも、悩み・不安・不満の最多は「人手が足りない」49.1%でした。一方、介護記録は削減できる業務ではありません。個人情報保護委員会・厚生労働省のガイダンス別表1は、居宅サービス計画・サービスの提供の記録(ケア記録、介護日誌、業務日誌)・訪問介護計画・苦情の内容等の記録などを、法令上作成・保存が義務づけられている記録例として列挙しています。記録は「やめる」のではなく「同じ内容を短時間で正確に仕上げる」しかなく、その一方で介護記録の多くは要配慮個人情報を含むため、任せる範囲と情報の切り分けを先に設計する必要があると考えられます。

002実例

AI活用人材に任せられる実例

運営会社の支援実績:人材領域のマーケティング業務をAIで仕組み化

運営元のmalna株式会社は、保育・宿泊分野の人材プラットフォームを運営する企業について、広告運用の仕組み化とAI活用を支援した事例を公開しています。公開事例では、レポーティング工数が月30時間近くから月10時間程度に圧縮され、対象業務の工数を最大70%削減したと紹介されています。介護事業所での実績ではありませんが、有資格者が中心となる対人サービス領域で、判断を伴う工程を人に残しながら周辺業務を仕組み化した進め方として、AIタレント名鑑の審査基準にも活きています。

支援実績の詳細を見る(malna.co.jp)

任せられる業務の例:介護記録・業務日誌の下書き整形

定型文からの下書き生成、略語・単位・時刻表記のばらつきの統一、複数記録間の矛盾の洗い出しまでを任せる業務です。記載事実の確認と記録の確定は担当職員が行い、AIが作成した文面は「未確認の下書き」として区別する運用を前提とします。

任せられる業務の例:採用広報・研修資料の作成

求人原稿や募集ページ、新人・現任者向けの研修資料や手順書の作成は、利用者情報に触れずに切り出せる間接業務です。人材確保が最大の課題である事業所では着手しやすく、外部のAI活用人材に任せやすい領域だと考えられます。

003依頼例

相談されやすい依頼内容

介護記録・報告書の下書きフロー構築

日々の介護記録やヒヤリハット報告について、既存様式に沿った下書きをAIで作成し、担当職員が確認して確定する流れを設計する依頼です。確定操作を経ていない記録が制度上の記録として扱われないよう、確認工程を必ず挟む前提で組み立てます。

シフト作成の補助と請求事務の突合チェックの型づくり

資格保有状況・夜勤可否・希望休・訪問ルートといった条件を整理し、シフトのたたき台を作る仕組みと、請求前に必要書類の有無や記録と請求内容の突合を機械的に確認する型を整える依頼です。人員配置基準の充足確認、加算要件の該当判断、請求内容の最終確認は事業所の責任者・有資格者が担います。

採用広報・研修資料の作成体制づくり

求人原稿・募集ページ・研修資料・手順書の作成を仕組み化し、更新が回る形に整える依頼です。利用者情報を含まない範囲で完結するため、AI活用の最初の一歩として相談されることが多い領域です。

004業務表

業務ごとのAI適用度

業務AI適用度外部人材に任せやすさ補足
介護記録・業務日誌の下書き整形、表記の統一社内と協働下書きまで。記載事実の確認と記録の確定は担当職員が行う
ヒヤリハット・事故報告の記述整理と分類社内と協働記述の整理まで。原因分析と再発防止策の決定は事業所内で行う
各種計画書の様式・記載項目のひな形整備外部人材に任せやすいひな形止まりとし、個々の利用者への当てはめは有資格者が行う
シフト作成の補助(条件整理・たたき台作成)社内と協働人員配置基準の充足確認とシフトの確定は責任者が行う
介護報酬の請求事務の前段整理(突合・不備チェックの型づくり)社内と協働加算要件の該当判断と請求内容の最終確認は責任者・有資格者が行う
採用広報・求人原稿・募集ページの作成外部人材に任せやすい利用者情報を含まないため着手しやすい領域
研修資料・手順書・マニュアルの作成外部人材に任せやすい作成まで。記載内容の妥当性は現場責任者が確認する
問い合わせ・見学対応のFAQ整備社内と協働個別の相談は職員へ引き継ぐルールを先に決める
アセスメント・ケアプランの内容判断社内向き介護支援専門員等が責任を負う専門判断。AIや外部人材に委ねない
身体介護・医療的ケアの実施、緊急時の判断社内向き利用者の生命・身体に直結する領域。委託の対象にしない
005進め方

稼働と進め方

週1日・数時間程度の業務委託から始められます。介護事業所では、業務単位ではなく工程単位まで分解し、利用者情報に触れない間接業務から任せる範囲を設計するところが出発点です。AI活用人材が作成した記録や文面は「確認前の下書き」であることを明示し、確定前に担当職員・責任者の確認工程を挟む体制を前提とします。介護記録の多くは要配慮個人情報を含むため、外部人材には利用者データを渡さず、様式・記載項目・入力ルールのみを共有して設計を依頼する形が基本です。やむを得ず情報に触れる場合は、NDAの締結、閲覧範囲の限定、保管場所と保管期間の取り決め、再委託の可否の明記、定期的な確認をセットで設計します(個人情報保護法第25条の委託先の監督)。制度改定で様式・要件が変わる前提で、テンプレートやチェックリストを事業所側で保守できる形に残すことも設計に含めます。介護保険制度の解釈、加算要件の該当性、記録様式の適否についての最終判断は、所轄自治体および専門家にご確認ください。費用は業務内容に応じて個別にご提案します。

006質問

よくある質問

Qケアプランの作成やアセスメントの一部を任せることはできるか

Aできません。アセスメントとケアプランの内容判断は、介護支援専門員等が責任を負う専門判断であり、AIや外部人材に委ねる前提では設計しません。任せられるのは、様式や記載項目のひな形整備、記録の下書き整形など、有資格者・担当職員の確認を前提とした間接業務です。

Q身体介護や夜勤の人手として依頼できるか

Aできません。身体介護・医療的ケアの実施や緊急時の判断は利用者の生命・身体に直結する領域であり、委託の対象にしていません。AIタレント名鑑がご紹介するのは、間接業務の切り出しとAI化を設計できる人材です。

QAIが作成した介護記録をそのまま記録として扱ってよいか

Aそのまま扱うことは想定していません。AIが作成した文面は「未確認の下書き」として区別し、担当職員が記載事実を確認して確定する工程を必ず残す運用を推奨しています。介護記録は法令上作成・保存が義務づけられた文書であり、事業所が責任を負うためです。

Q利用者の個人情報を外部人材に渡す必要があるか

A渡さない前提で業務を切り出す設計を基本としています。介護記録には要配慮個人情報が含まれるため、外部人材には様式・記載項目・入力ルールや公開情報のみを共有し、実データに触れない工程を担ってもらう形が現実的です。やむを得ず触れる場合は、NDA・閲覧範囲の限定・再委託の可否・定期的な確認を契約に含めます。

Q介護報酬の加算要件に関わる記録も任せられるか

A記録の下書きや、必要書類の有無・記録と請求内容の突合といった機械的なチェックの型づくりまでは任せられます。ただし加算要件の該当判断と請求内容の最終確認は、事業所の責任者・有資格者が行う前提を崩しません。制度解釈の最終判断は所轄自治体・専門家にご確認ください。

Q制度改定で様式が変わったらやり直しになるのではないか

Aそのリスクを前提に設計します。現在の様式に固定した自動化ではなく、テンプレート・チェックリスト・プロンプトを事業所側で保守できる場所に置き、変更履歴を残す形で組みます。厚生労働省の令和6年度介護報酬改定に関するQ&Aは改定から2年以上を経てもVol.18まで追加が続いており、差し替え前提の設計が現実的だと考えられます。

Q現場職員のIT習熟度にばらつきがあるが進められるか

A一斉展開ではなく、1つの記録様式・1つの事業所から試し、紙運用が残る期間を織り込む進め方を推奨しています。夜勤専従・短時間勤務・登録型ヘルパーなど働き方が多様な現場では、二重運用の期間を設計に含めておくほうが定着しやすいと考えられます。

Q小規模な事業所でも依頼できるか

A週1日・短時間から契約できる人材が中心のため、専任担当を置けない規模の事業所でも依頼しやすい形です。まず採用広報や研修資料など利用者情報を含まない業務に絞って試し、進め方を確認しながら範囲を広げる流れが一般的です。

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