AIタレント名鑑

コラム

広告レポート作成代行の選び方|依頼範囲・見積・納品確認表

広告レポート作成を外注する際の作業範囲、ツール利用と人による代行の違い、見積項目を整理。コピーして使える依頼票と、数値・考察・引き継ぎの納品確認表を掲載します。

公開日:2026年10月7日更新日:2026年10月7日

執筆・編集:malna編集部(編集方針)

広告レポート作成の依頼条件、納品物、社内確認の3段階を示す図。

広告レポート作成代行を選ぶときは、数字を集めるだけなのか、考察を書くのか、顧客への説明まで任せるのかを分けて依頼します。月額だけを比較すると、報告書を受け取ってから社内でやり直す作業を見落としやすくなります。

この記事では、広告運用そのものを変更せず、レポート作成の工程を外注したい担当者に向けて、見積依頼と納品確認の項目をまとめます。広告レポートの依頼票テンプレートも利用できます。

依頼できる仕事を、5つの工程に分ける

工程依頼する成果物社内で先に決める条件
取得対象媒体の元データと取得記録媒体・アカウント・期間・通貨
集計加工表、計算式、集計ルール指標定義、CVの種類、除外対象
資料化報告用ファイルと編集用データ形式・ページ構成・提出期限
考察数値の説明、仮説、次の確認事項前提資料、言ってよい範囲
報告会議資料、確認事項、議事メモ出席者、説明責任、追加質問の対応

例えば「月次レポート1本」でも、媒体別の表を出す作業と、複数媒体を横断して改善案を説明する作業では必要な情報が違います。改善案まで頼む場合は、施策の履歴、予算の制約、商談や売上との関係をどこまで共有できるか決めます。

広告アカウントの設定変更や予算調整を依頼しない場合は、作成代行の範囲に含めないことも明記します。レポートを作る権限と、広告配信を変更する権限を分けて確認してください。

ツール利用と、人による作成代行を分けて比較する

選択肢主に得られるもの自社に残る作業
媒体の標準レポート媒体内の定型表・定期出力横断集計、考察、報告
レポートツール接続・可視化・テンプレート条件設定、数字の確認、解釈
作成担当者への委託合意した範囲の集計・資料・考察素材提供、最終承認、施策判断
運用代行と一体の契約運用と報告の組み合わせ権限・予算・成果評価の管理

Google広告の標準機能でもレポートを保存し、定期作成・メール送信する設定ができます。Google広告公式ヘルプ。ただし、その設定だけで自社の報告コメントや媒体横断の整理が完成するわけではありません。

ツール費用の公開例として、インハウスプラスのGoogle広告レポートは、Lightプランが3アカウントで月4,980円(税込)、最低契約期間なし・1か月ごとの更新と案内しています(2026年10月7日確認)。これはレポート製品の料金例であり、人が毎月考察を書いて報告する代行料金の相場ではありません。必要な人的作業が料金に含まれるかは、別に確認します。

見積書で揃える7つの項目

金額を比べる前に、同じ対象媒体・同じ期間・同じ成果物で見積もってもらいます。社内でレポート作成に使っている時間を記録しておくと、外注後も残る確認時間と比較できます。

  1. 初期設定:指標の定義、テンプレート、接続設定にかかる費用。
  2. 月次作業:対象アカウント数、レポート数、集計・考察・会議の範囲。
  3. 追加作業:媒体追加、過去データの再集計、臨時報告の単価。
  4. 修正対応:どの種類の修正が何回まで含まれるか。
  5. ツール利用料:契約者、利用料、終了後の閲覧・編集条件。
  6. 最低期間・解約:更新時期、解約連絡期限、引き継ぎ費用。
  7. 税・実費:税込か税別か、外部サービスや交通費等の扱い。

【試算例・実測ではない】社内作成に月12時間、外注後の確認に月4時間かかると仮定すると、削減は8時間です。1時間3,000円と仮定した工数換算は24,000円です。これは外注の市場価格ではなく、自社で見積額を評価するための計算例です。品質や提出の安定性を含め、何を改善したいかと合わせて判断します。

ここまでの内容を、自社の依頼として整理してみませんか

課題が固まっていない段階でも、実務でAIを使える人材への依頼内容を一緒に整理できます。

費用感と進め方を相談する

コピーして使う、見積依頼票

以下は【架空の例】です。存在する契約やmalnaの提供条件を示すものではありません。未定の欄を無理に埋めず、確認したい項目として見積先へ渡せます。

目的:月次報告の集計と資料化を外部へ任せたい
対象:Google広告1アカウント、Meta広告1アカウント
期間:前月1日〜末日。通貨JPY、対象タイムゾーンを別途指定
成果物:元CSV、計算式付き集計表、報告用PDF、確認事項一覧
考察:事実・仮説・追加確認を分ける。施策効果を断定しない
納期:データ提供後の所要日数を提示してほしい
CV:対象アクション、計測期間、媒体間の重複の扱いを事前確認
修正:数値の誤りと依頼内容の変更を分けて条件提示
権限:レポート取得に必要な範囲。配信設定の変更は依頼しない
引き継ぎ:編集データ、計算式、取得手順、更新失敗時の対応
見積:初期・月額・追加費用・税・最低契約期間を分ける

テキスト形式の依頼票を開き、自社の条件へ置き換えてください。パスワードや認証キーを依頼票へ書かず、接続方法は利用中の媒体と社内ルールに沿って別に確認します。

初回納品で見るのは、見栄えだけではない

納品確認合格にする状態差し戻しの例
数値元CSVと期間・件数・合計が合う同じCSVを二重に加算
率・単価合計を使って再計算できる日別CTRやCPAの単純平均
考察事実と仮説、根拠が区別されるデータにない前期比や売上を記載
再利用次の担当が編集・更新できるPDFだけで計算式や元データがない
例外処理取得失敗や未確定値が分かる古いデータを最新として提出

最初にサンプル納品を受け、管理画面・元CSV・報告書の3点を照合します。過去のレポートを見せてもらう場合も、他社の秘密や個人情報を含まない公開可能な見本を依頼してください。

比較や検算を社内で試すには、広告レポート自動化の練習用CSVと計算式が使えます。そこで確認できた集計条件を、委託先との共通ルールにできます。

レポート作成を任せる人材を探す

ツールの操作だけでなく、指標の定義・元データとの照合・説明まで任せたい場合は、その工程を担当できるマーケティング人材を検討します。業務の運用全体を委託する場合は、AI BPOの責任範囲との違いも確認できます。

実務支援全般の公開料金例はAI人材の費用と見積比較に整理しています。AIタレント名鑑への企業相談では、現在のレポートと困っている工程から、必要な人材・依頼範囲を相談できます。

AI活用人材への依頼を相談する

課題整理の段階から、実務でAIを使える人材の活用方法を相談できます。

  • 相談した時点で契約は発生しません。
  • ご紹介にあたっての手数料は利用規約 第11条に記載しています。
  • ご紹介は、書類と面談で実務のAI活用経験を確認した人材に限られます。